足場が掛かる
昨年末に本堂棟の瓦が落ち、更なる落下の危険があるため、棟瓦の葺替え工事に取り掛かりました。
4月半ばより足場を設営、本堂は足場の覆いに包まれています。
今週に入って古い瓦の撤去にも取り掛かり、工事は順調に進んでいます。
7月のお盆には工事は終了し、足場も外される予定です。
棟の上より
足場から棟に上ると、本門寺の五重塔・東京タワー・東京スカイツリーの3つの塔も見渡せる絶景が広がります。
しかし、高い山の上の、その又高い屋根のてっぺんですから、太陽の光と熱、風雨の影響も大きく、数十年で瓦が劣化するのもうなずける状況でした。
最新の工法で数十年・数百年と建物が保たれるよう、屋根の上の厳しい条件下で仕事をしてくださっている職人さんにも感謝です。
瓦寄進の記録
多くの檀信徒の皆様から浄財の寄進もいただき、新しい瓦にお題目と祈願文、お名前を記させていただきました。
その瓦1枚1枚を写真に納め、ご寄進をいただいた皆様のもとにお送りする支度も進めています。
本堂の屋根の上で子孫の繁栄も見守ってくれる瓦の記録をお届けし、次世代の記憶に残していただくための支度です。
本堂瓦葺替え
瓦の葺替え 五重塔