今年はお彼岸に入っても厳しい暑さが続きます。
ここ数年、お彼岸にヒガンバナの開花が間に合わなくなってきました。(写真は数年前のものです)
温暖化によって「暑さ寒さも彼岸まで」という諺も昔のことになってしまったのでしょうか。
気候が変わっても、太陽の動きは変わりません。昼と夜の長さが同じ秋分・春分には、太陽は真東から昇り、真西に沈みます。
昼夜が等分であることは、仏教の「中道」の教えと結びつきます。中道とは偏らない心で、こだわりを捨てて、正しく考え、仏さまの悟りを実践することです。
本来なら、暑さ寒さが和らぐこの時期に仏道の修行に励めよということなのですが、この残暑では厳しいものがありますね。
ともあれ、お彼岸は心をひきしめて、日常を省み、人生の節目にしていく機会です。
ご先祖さまから受けついだいのちに感謝の念をもってお墓参りをして、未来の子供たちに何を残せるかよく考えてみましょう。
9月22日(土)午後1時、永寿院では彼岸会法要を営みます。
ご家族そろってお参りください。
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彼岸 お墓参り