池上本門寺 霊宝殿 特別展 「万両塚―芳心院と池上本門寺」 ポスターとチラシが完成 万両塚 池上本門寺霊宝殿

ポスターとチラシが完成

池上本門寺霊宝殿にて、10月26日より開催される特別展「万両塚 芳心院と池上本門寺」のポスターとチラシが出来ました。

この特別展は、永寿院が行なった万両塚保存整備調査の成果を踏まえ、養珠院お万の方から受けついだ芳心院の法華信仰の足跡から、その信仰生活の一端を紹介しようというものです。

永寿院からは、万両塚の宝塔内部に納められていた芳心院の骨蔵器と法華経巻子本八巻のほか数点の寺宝を貸し出して出展しています。

江戸時代初期から中期、大名家の女性たちの間に広まった法華信仰の形を見て取ることができます。ぜひ足をお運びください。

池上本門寺 霊宝殿 特別展 「万両塚―芳心院と池上本門寺」 ポスターとチラシが完成 万両塚 池上本門寺霊宝殿

展示構成

1、養珠院と紀州徳川家の法華信仰
  徳川家康側室で紀州徳川家初代頼宣の生母にして、芳心院の祖母にあたる養珠院(お万の方)、頼宣 正室の瑶林院からの篤信と本門寺のかかわりを紹介。

2、芳心院の法華信仰と本門寺
  芳心院の日蓮宗への帰依をより強いものとした契機は、嫡男池田綱清の疱瘡であった。病気平癒を本門寺に祈願し、綱清本復を得た芳心院の信仰の足跡をたどる。

3、芳心院の寿塔―万両塚
  芳心院の生前に自身の逆修供養塔として築造された万両塚からは芳心院の篤信はもとより、徳川家康の孫として世俗的な地位や影響力など、その人物像も垣間見ることがでる。
                
4、芳心院の塔所―永寿院 
  芳心院の帰依と万両塚建設は永寿院にとって極めて大きな由緒となった。
  永寿院所蔵文書からその一端をうかがうことができる。        

特別展の概要

会場;池上本門寺「霊宝殿」 
   ℡03-3752-2331/大田区池上1-1-1

会期;10月26日(金)~11月25日(日)

開館日;金・土・日 10時~16時

拝観料;300円       

なお、永寿院では開催初日万両塚を参拝した後、霊宝殿拝観を企画しています。

万両塚展について

万両塚 池上本門寺霊宝殿

池上本門寺 霊宝殿 特別展 「万両塚―芳心院と池上本門寺」ポスターとチラシが完成