桜咲く
「暑さ寒さも彼岸まで」
まさに駆け足で春がやってきたようです。
お彼岸の入り3月17日にはすでに桜が咲き始め、永寿院境内の枝垂桜と沖縄桜は20日のお中日に満開となりました。
例年、4月上旬「花まつり」のころに満開になる池上のソメイヨシノもお彼岸のうちに満開となりました。
『いのちをありがとう』キャンペーン
季節を先取りする桜にあやかって、お中日の法要の住職の法話は「花まつり」についてです。
いのちは何よりも大切だと説かれたお釈迦さまのお誕生を祝う花まつり。
花まつりををもっと身近に感じ、ゆくゆくは4月8日が生かされている「いのち」を思い起こす日として国民的な行事にしようというキャンペーンを池上本門寺に事務局を置いて展開しています。
春のこの時期、お花屋さんの店頭に並ぶピンクのチューリップを、感謝の想いの象徴として大切な人同士で贈り合い、それが習慣となり、家族や職場・地域の絆が深まっていくように願っています。
ピンクのチューリップに添えるメッセージ絵本の完成に伴い、キャンペーン事務局では読み聞かせイベント用の「ビッグ絵本」を作成中です。
今回のお中日の法話では、その「ビッグ絵本」の冒頭の部分をご披露し、キャンペーンの意義と4月のイベントの告知をさせていただきました。
ピンクのチューリップ
お中日の法要に参列してくださった皆さまには、本堂にお供えしてあったピンクのチューリップとメッセージ絵本を1セットずつ差し上げました。
絵本巻末のメッセージ記入欄には『お参りありがとう』とご先祖さまからの感謝の思いが綴られていました。
いま私たちが生きているのも、いのちを受け継いできてくださったご先祖さまのおかげです。
お彼岸にはご先祖さまに『いのちをありがとう』と感謝の思いを捧げお参りをしましょう。
そうすれば、ご先祖さまも『お参りありがとう』と感謝の思いを届けてくださるはずです。
彼岸法要について
桜 ピンクのチューリップ