法話とおつとめ
永寿会では「日蓮聖人聖語カレンダー」から、その月の聖語解説と御遺文を拝読しています。
6月9日の永寿会は日蓮聖人御遺文『法華題目鈔』(ほっけだいもくしょう)から
「法華経の御名をきく事は をぼろげにもありがたき事なり」
お題目の信心について説かれ、まさに「名は体を現す」という内容の御遺文です
日蓮聖人は信心の基となる「妙」の一字について、
宝の蔵を開ける鍵であり、
欠けたところがない円満具足の教えであり、
朽ちた種でもよみがえらせる薬のようなものであると説かれています。
そしてこの法華経に出会うのは、
三千年に一度花が咲く優曇華の花を見るようなものであり、
大海原で亀がや甲羅干しをするための浮き木を見つけるようなものでもあり、
はるか上空の大梵天王の王宮から芥子の種を落とし、地上の針に突き刺すようなものでもあり、
見通すこともできないかなたの針の穴に糸を投げて通すようなものだと、
いくつもの例を挙げて、とても難しいことであると説かれています。
苦悟りの会
永寿会に引き続き、苦悟りの会も行われました。
天気がいいわりに、日差しはほどほどで、暑さに苦しむこともなく作業ができました。
総勢10名、マイペースで墓地の草取りに励みました。
永寿院では除草剤を使っていないため草取りが追いつきません。
お墓参りの際にはご自分の家のお墓の周りだけでも草取りにご協力をお願いいたします。
草の気持ちも感じながら苦悟りをしてみてください。
なお、施餓鬼前には植木屋さんが境内全体のお掃除をしてくれる予定です。
永寿会
永寿会 苦悟りの会