7月3日は施餓鬼会です。 施餓鬼とは 施餓鬼 餓鬼

施餓鬼とは

7月3日は永寿院の餓鬼会(せがきえ)です。
餓鬼とは、貪り苦しむ餓鬼に飲食を施師供養する法会のことで、永寿院ではお盆に近いこの時期に行なっています。

餓鬼の由来はというと、
お釈迦さまの十大弟子のひとり阿難尊者のもとに口から火を吐いている餓鬼があらわれて「お前の寿命はあと3日だ。助かりたければ無数にいる餓鬼に食べ物を施せ」と言ったそうです。
阿難尊者はお釈迦さまにおすがりすると、食物を供えてお経をを唱えれば、無量の餓鬼に施しができるとお答えになりました。
そのおかげで阿難尊者は長寿を全うしたそうです。

餓鬼とは「もっと欲しい」と際限なく貪り欲する心でもあります。
自らの心の中の餓鬼を追い出すためにも、お餓鬼法要にご参列ください。

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施餓鬼壇

本堂の御宝前に壇を設け、法界万霊・歴代諸上人・檀信徒中各家先祖代々之諸精霊・新盆諸精霊等の位牌を安置し、その前に飯持った器・水・賽の目に切った茄子、種々の飲食菓果、香華灯明等を供え、壇の四隅には餓鬼旗を掛けます。

僧侶がお経を読みながら餓鬼壇の周りを巡り、供えられた食物を餓鬼に施す所作を行道(ぎょうどう)といいますのです。
永寿院では、雅楽に合わせて自我偈を唱え、散華しながら行道します。(1枚目の写真)


施餓鬼について

施餓鬼 餓鬼

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