名古屋に集結!
自死に対して実際に何らかの行動を起こそうと、数年前から宗派を超えて集った僧侶たちの団体が全国各地に設立されました。
現在、東京・名古屋・大阪・広島を拠点とした4団体が活動しています。
どの団体も「自死遺族の分かち合いの会」と「自死者追悼法要」を中心に、さまざまな活動を展開しています。
それぞれの団体は、これまで個々に協力し合っていましたが、このたび初めて意見交換会を開催しました。
6月11日、日本の真ん中「名古屋」に集結したメンバーは35名。
会場の名古屋市中区 真宗大谷派「東別院」の広い境内に入ると案内の僧侶が私たちを出迎えてくれました。(1枚目の写真;お堂の前に僧侶が立っています)
普段はご遺族をお迎えする私たちですが、こうして案内の僧侶が立っていてくれることでどれだけ安心できるかを身をもって感じることができました。
それぞれの団体の紹介や、個々の会員が抱える問題など腹を割って話し合い、今後の活動にへのヒントをたくさんいただきました。
各団体の紹介
東京・名古屋・大阪・広島を拠点とした4団体を紹介します。
各所で「自死遺族の分かち合いの会」と「自死者追悼法要」を営んでいます。
大切な方を自死で亡くされた方は、まずは各団体のホームページでご覧ください。
そしてもしよろしければ、お気軽にお問い合わせをいただき、足をお運びください。
●自死・自殺に向き合う僧侶の会(東京近郊 旧:自殺対策に取り組む僧侶の会)
http://www.bouzsanga.org/
2007年に発足した首都圏在住の超宗派の僧侶による任意団体。
自死予防・遺族支援に特化した僧侶の活動のさきがけとなった団体です。
現在、8宗派40名超の会員がいます。
活動は、①手紙相談 ②自死遺族の分かち合いの会「いのちの集い」(毎月第4木曜日開催)③自死者追悼法要「いのちの日いのちの時間」(毎年12月1日開催)の三本柱からなります。
•いのちに向き合う宗教者の会(東海地方)
http://inochi.in/index.html
•自死に向き合う関西僧侶の会(関西地方)
http://www.inochinohi-kansai.com/
•自死に向き合う広島僧侶の会(広島)
http://www.inochinohi-hiroshima.com/
いずれも追悼法要の開催を契機として2010年に結成された超宗派の会です。
関連記事http://www.circam.jp/columns/
自死に向き合う僧侶の会
分かち合いの会 自死者追悼法要