エノコログサ
夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じて「エノコログサ」という呼称になったといわれます。
英語ではフォックステイル(狐のしっぽ)。
でも猫がじゃれつく「ネコジャラシ」の俗称の方がなじみがありますね。
犬に猫に狐と動物をイメージさせるエノコログサですが、イネ科に属し、強い光と高い温度で高効率の光合成をおこない、炎天の乾いた大地でも旺盛に生育できる強い生命力を持っています。。
他の植物の生育を阻止する化学物質を根から出すともいわれ、この夏の暑い盛りに永寿院の墓地で一番元気のいいのはエノコログサです。
エノコログサと追いかけっこで草取りをしても、相手は犬。さすがに追いつきません。
夏の草取りも苦悟りです。
雑草ファイル
エノコログサ ネコジャラシ