合掌するのはどんなとき?
みなさんが「合掌」をするのはどんなときですか?
お寺やお墓で仏さまやご先祖さま、亡き方々に祈るとき。
まさに、仏さまに向かって拝んでいるときですね。
他には、
助けてくれて「ありがとう」と感謝の気持ちを込めて。
迷惑かけて「ごめんなさい」と謝罪の気持ちを込めて。
どうか合格させてください「お願いします」と神仏頼み。
そのようなときは、相手の中の仏さまに向かって合掌しているのではないでしょうか?
さらに、
「いただきます」「ごちそうさま」と合掌して言うと、
肉や魚、野菜や果物など食材の中に「いのち」を見ていると感じませんか?
他者の中に仏さまを見出し、仏さまによって生かされている「いのち」に手を合わせる。
日蓮宗では「いのちに合掌」を合言葉に、お互いがお互いを敬い合い、いのちの尊さを感じ、社会を明るくするために「立正安国・お題目結縁運動」を日蓮聖人がお生まれになって800年を迎える平成33年に向けて推し進めています。
●立正安国・お題目結縁運動 ロゴマーク
青の下線が地球や国、社会を表し「立正安国」を意味しています。
赤い半球は日蓮宗を示す昇る太陽、水色の半球は国土に満ちる水滴、人々の心から芽が出た仏種のイメージを持たせ、二つがあわさって一つになることで「合掌」の意味も含んでいます。
●いのちに合掌 ロゴマーク
日蓮宗全体が積極的に社会へ関わっていく姿を表しています。
但行礼拝の精神から「合掌」を表し、また「結縁」から"人"の字を表現したものです。
いのちに合掌
いのちに合掌 合掌