草取りは苦悟り
次回「苦悟りの会」は9月8日(日)永寿会のおつとめ後、午後2時ころから草取りを始めます。
暑さ対策、着替え、虫よけ当の準備をしてお集まりください。
永寿院では除草剤を使用していません。
環境に優しく動物には影響がないといわれる除草剤も販売されていますがやはり心配です。
災害用の井戸も設置しており、土壌に薬品を蓄積させない方が賢明だと考えます。
除草剤も定期的に散布する必要があり、同じ手がかかるならと植木屋さんに草刈りをお願いしていました。
草取りは大変ですが、「苦悟り雑草ファイル」で紹介してきた雑草たちのように、雑草たちのたくましさと可憐さを見ていると学ぶところがたくさんあります。
人に抜かれることによって生き残りをはかっているしたたかな雑草もいます。
競争相手がいない最悪の環境の中を選びいのちをつないできた雑草もいます。
人が草を抜くことによって、土が柔らかくなり微生物が暮らしやすくなります。
草取りをしながら弥生時代の土器のかけらも見つかります。
お墓に眠るご先祖さまとゆっくりと対話ができます。
黙々と土に触れながら、日常生活のスピードから離れ、無心になることができます。
草取りは、自分も自然の一部・歴史の一部であることを感じ、大いなる仏さまと共にあるということを感じられる修行です。
「苦悟りの会」9月8日にお待ちしています。
永寿院の檀家さんとそのご身内が中心ですが、どなたでもご参加いただけます。
よろしければ顔を出してみてください。
苦悟りの会
苦悟り 除草剤