鳥取市歴史博物館 特別展鳥取のお殿さま―天下人と歩んだ池田家―

鳥取のお殿さま―天下人と歩んだ池田家―

鳥取市歴史博物館「やまびこ館」にて開催中の特別展「鳥取のお殿さま―天下人と歩んだ池田家―」を見るために鳥取を訪ねてきました。

池田家は織田家の重臣から出発し、信長没後は秀吉に仕え豊臣恩顧の大名となり、関ヶ原の戦いでは家康の娘婿である池田輝政が軍功を上げ播磨５２万石の大名となります。
その後も徳川家との姻戚関係から家康を支え、輝政父子は播磨・備前・淡路の三国約100万石を有し「西国将軍」と称されたといいます。
輝政没後、その息子と孫の代で播磨・備前・鳥取の国替えが幾度かなされ、鳥取初代藩主となったのが池田光仲で、その正室が家康の孫で万両塚に埋葬されている芳心院です。

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康と深いかかわりを持ち、天下人と歩んだ池田家の歴史が貴重な展示品から伝わってきました。
展示品の中には、永寿院同様に池田家と縁の深い寺院所蔵のものも多く、大名家とのつながりの中で寺院が維持されてきたという一面も感じられました。

この特別展は8月31日までです。
鳥取市歴史博物館「やまびこ館」のホームページ
http://www.tbz.or.jp/yamabikokan/index.php?view=4252