施餓鬼会とは
毎年7月3日は永寿院の施餓鬼会(せがきえ)です。
午後一時 法話 山梨県蓮朝寺住職 梶山善生上人
午後二時 雅楽と散華による大法要
どうぞご参拝ください。
施餓鬼会とは、ご先祖さまやご身内の供養とともに、貪りの心が大きく餓鬼界に堕ちて飢えと渇きに苦しむ者たちに飲食(おんじき)を施し救うための法要用儀式です。
本堂の中央に施餓鬼棚をつくり、お米や水、野菜や果物などをお供えして、経文を書いた施餓鬼旗を掲げ、盆花を飾ります。
法要中、雅楽の調べに合わせ、お経を唱え、散華をしながら、僧侶が施餓鬼棚の周りを行堂して、供えた品々が餓鬼界に届くようにと祈ります。
いくら持っていても、すぐまた欲しくなるのが餓鬼の心です。
そしてまた、他人から施してもらっているのに、そのことを当然のように思うのも餓鬼の心です。
自分の心の内にも潜んでいる餓鬼の心に気づいて、反省するのも施餓鬼の供養です。
他者に施し、自分の心の中に餓鬼が育っていないか、見つめる時間が施餓鬼法要です。
新盆供養
新盆を迎える精霊の白張提灯のご供養を行ないます。
新盆精霊の戒名を書いた提灯を本堂内に吊るし、塔婆と共にご回向いたしますので、新盆のご遺族の皆様はできるだけご参列ください。
法要後、提灯はお持ち帰りいただいて、お盆中に各ご家庭のお仏壇のそばに下げてください。お盆が終わりましたら、お寺にお持ちいただけばお焚き上げいたします。
施餓鬼
施餓鬼会 新盆