ヒトヨタケの生態
雑草の成長著しい夏場、8月のお盆前は草取りをすることが多いので、いろいろな植物の生態を目にします。
今回は雑草ではなく、背丈が5㎝ほどのキノコの仲間「ヒトヨタケ」を紹介します。
一晩で溶けてなくなってしまうため、その名がつけられてそうです。
1枚目の写真は朝のもの。2枚目は同じ日の昼頃撮影したものです。
かわいい「ムーミン」の家が、怪しい「ゲゲゲの鬼太郎」の家に化けたような変化です。
そして、翌朝には黒い液体となって溶けてしまうのです。
この時期にふさわしい、まるでお化け屋敷のようなキノコですね。
ヒトヨタケの毒性
ヒトヨタケは食用になり、三杯酢やお吸い物にすると美味だそうですが、お酒を飲む際に食べると中毒症状が出るとの事です。
著しい悪酔いや動悸などの症状が、食べた当日だけでなく、お酒を飲むたびに数日間続いたという症例がネット上で紹介されていました。
つらい状態は「ひと夜だけ」で終わらないようなので、酒飲みは控えたほうがよさそうですね。
雑草ファイル
ヒトヨタケ お盆