お会式参拝ツアー
今年も１０月１２日夕方、大田観光協会と共催で「お会式参拝ツアー」を行ないました。
夕方5時、永寿院に集合した参加者は永寿院檀信徒に加え、大田観光協会を通して申込みをされた方々、約７０名。
まずは住職のお会式と日蓮聖人の御一代についての解説の後、日蓮聖人御一代記のイラストが描かれた用紙にお題目と施主名を書写します。
本堂での法話とおつとめと食事の間に、スタッフがラミネート加工した灯ろうに仕立てます。
お会式法要
お題目という丸薬は、怒り・貪り・愚かさという煩悩の三毒の解毒剤です。
法華経の一文字一文字は薬の成分、それを丸薬にして飲みやすくしたものが南無妙法蓮華経のお題目、その薬の用法を私たちに示してくださった日蓮聖人に感謝を表すのがお会式の大きな意味です。
そんな住職の法話の後、法要を営みました。
今回の法要では、住職が読む自我偈に合わせて、その現代語訳をゲストの齊藤澄泉さんに朗読していただきました。
お釈迦さまがいつもおそばで見守っていてくださるのだから三毒に惑わされないよう励もうと、薬の成分・お経の意味を味わいながら皆でおつとめをしました。
法要が終わるころには境内の灯ろうが闇の中に浮かび上がってきます。
本門寺境内参拝
万灯が繰り出し、人があふれる境内を「光るお会式桜」を手に参拝。
大堂では 団扇太鼓をたたきながら唱題行。
その後、御廟所・大坊本行寺・宝塔を参拝して解散。
今回は大田観光協会の企画で外国人の方も数名参加してくださいました。
お題目と太鼓の音で満ち溢れる大堂を正式にお参りできたことが一番印象に残っているとのことでした。
中に入らなければわからない本物の文化や信仰に触れていただけたツアーでありました。
お会式
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