一生懸命
武士が賜った領地を命がけで守り生きたことに由来した「一所懸命」が「物事を命がけでやる」という意味に転じて「一生懸命」とも書かれるようになったそうです。
今では「一所懸命」よりも「一生懸命」と表記・表現される場合が多くなっています。
私たちは文字通り、一生命懸けで生きています。
私たちの命は仏さまからいただいた尊いものです。
その尊い命を懸ける一生とはいったい何でしょうか?
勉強も仕事も「命懸けの一生」の意味や目的を見出すためにするものではないかと思います。
自分の「命懸けの一生」がどういうものか承知していれば、道に迷ったときにも出口を見つけられることでしょう。
もし道なかばで倒れたとしても、あなたの足跡は後続の役に立つことでしょう。
日蓮聖人は一生命懸けで法華経とお題目を弘められました。
日蓮聖人の「一生懸命」に学び、ご自分の「一生懸命」を見失わずに生きていくためにも、日々のお題目修行に励みましょう。
そっと後押し 今日の説法
一生懸命 一所懸命