娑婆に生きる 仏と生きる
私たちは生きていく上で、多くの人とかかわり、仕事をしながら日々の糧を得て暮らしています。
時には意見が合わない人とも付き合わなければならないし、不本意な役割を負わなければならないこともあるかもしれません。
お金をたくさん稼いで贅沢な暮らしをしたいという望みは誰にでもあるでしょう。
そんなストレスや欲望に満ちたドロドロとした世界=娑婆に生きているのが私たちです。
しかし、泥に染まることなく、いつかは花開くようにと、仏さまは種を残してくださいました。
その種を私たちの心の中に蒔き、大事に育て、花開かせることが日々の修行です。
お互いの仏の種を見つめながら、敬い合うために、合掌してお題目をお唱えしましょう。
生きとし生けるものすべてが、ともに力を合わせて、この娑婆世界に蓮華の花を咲かせること。
それが仏と生きるということだと思います。
娑婆に生きる
娑婆 蓮華