花まつり法要 灌仏会(かんぶつえ) 花まつり 灌仏

灌仏会(かんぶつえ)

平成30年4月8日、「餅つき大会」の後、3時過ぎから本堂にて花まつり法要が営まれました。

白象が胎内に入る夢をみて受胎した摩耶夫人(まやぶにん)が、お産のため故郷のデーグダに帰る途中、ルンビニ園の沙羅の林で休んでいたとき、急に産気づいて釈尊がお生れになりました。
このとき、竜が産湯のかわりに甘露の香水を天より降らしたといういい伝えから、花で飾った花御堂(はなみどう)に誕生仏を安置して甘茶を灌ぐので、花まつりは「灌仏会」ともいわれます。


花まつり法要 灌仏会(かんぶつえ) 花まつり 灌仏

主師親の三徳

日蓮聖人は、「主師親の三徳」を具え、私たち末法の衆生を救済する仏はお釈迦さまであると説かれました。
「主師親の三徳」とは、衆生を守護する主徳、衆生を導き教化する師徳、衆生を慈愛する親徳の三つの徳のことです。
お釈迦さまは、この世にお生まれになるはるか昔から、大いなるいのちのつながりのなかで私たちを、守り、導き、慈愛してくださっている、だから尊いのだと日蓮聖人は『南条兵衛七郎殿御書』というご遺文の中で述べられています。

花まつり法要 灌仏会(かんぶつえ) 花まつり 灌仏

参加型法要

花まつり法要では、尼僧の高平妙心さんと住職による読経と朗読の自我偈デュエットの後、一人ずつ灌仏(お釈迦さまに甘茶を灌ぐ)とお焼香をして、『南条兵衛七郎殿御書』を拝読し、団扇大子を叩いてお題目をお唱えしました。

通りすがりの外国人の方も10名ほど参列し、花まつりを体験していただきました。
つながるいのちを国際交流で実感するよいおつとめができました。

法要後はコンサート、さらにその後はお花見宴会でした。
永寿院の檀家以外にも多くの方が参加され、一杯いただきなら交流を楽しみました。

花まつり

花まつり 灌仏

花まつり法要灌仏会(かんぶつえ)