花まつりコンサート 世界の歌、仏教の歌、幸せの国ブータンのお話 ORINOVIVO 緒方美穂

世界の歌、仏教の歌、幸せの国ブータンのお話

花まつり法要の後、本堂内で花まつりコンサートが開催されました。
昨年に引き続き、世界中の民謡や仏教の歌をアレンジして演奏活動している「ORINOVIVO(オリノヴィーボ)」というグループのお二人に来ていただきました。
www.orinovivo.net/

ORINOVIVO」とは、「織りの(ORINO)」という日本語と、いのちを意味する「VIVO」というエスペラント語を合わせた造語で、民謡をタテの命・世界をヨコの命として、いのちの繋がりを音楽で織り上げるというメッセージが込められたグループ名とのことです。

本来は、ツインパーカッションに、尺八、ギター、ヴァイオリン、ヴォーカルを加えた6人編成ですが、今回はヴォーカル緒方美穂さんとギターの小畑和彦さんによる演奏です。

仏教音楽の「三帰依文」に始まり、中国やメキシコやなど世界旅行をしているような気持ちになりました。
誰もが口ずさめる「リンゴの唄」をギターの軽快な伴奏で緒方さんが歌うと、観客も手拍子をしながらノリノリで聞き入っていました。

花まつりコンサート 世界の歌、仏教の歌、幸せの国ブータンのお話 ORINOVIVO 緒方美穂

ブータンのお話

ギターの伴奏に合わせて緒方さんが語ってくれたのは、ブータンの古い民話「ヘレーじいさん」。

高価なトルコ石を馬に、馬を牡牛に、牡牛を羊に、羊を雄鶏にと交換して、
最後には形のない「歌」と交換するという話です。

高価なトルコ石よりも、楽しく歌って暮らすことの方が幸せだと伝える
幸せの国ブータンならではのお話でした。

日本人は幸せなのか? 
花まつりに、自らの暮らしを振り返るよい機会をいただきました。

花まつり

ORINOVIVO 緒方美穂

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