『苦悟り雑草ファイル』№30
初夏、若葉のみずみずしいこの時期、境内は植物たちの旺盛な生命力に満ち溢れ、草取りが追い付かず、まさに苦悟りの状態です。
しかし、完全に駆除しようと考えず、土に触れ、草たちとふれあうのも楽しいものです。
『苦悟り雑草ファイル』の記事の数は30になりました。
草取りをしながら写真を撮り、ネットで名前と生態を調べ、短いコメントを加えただけの記事です。
草たちの苦労を知り、次世代に命をつなぐことができる程度に刈り取らせてもらう。
それが境内の小さな自然を破壊しないことにつながるかと思っています。
それでも
「草の命を刈り取り、きれいになった墓地を見ると、心が洗われるのは人間の都合が優先された結果か?」
「いやいや、ご先祖さまはお墓の中で喜んでいるよ」
と自問自答するのもまた苦悟りです。
6月9日は「草取りの会」です。
草取りが追い付かず残っている草たちに会いに来てください。
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