マメのご先祖さま
カラスノエンドウは、地中海原産で古代から作物として栽培されてきました。
マメの入った鞘が熟すとカラスのように黒くなることから「カラスノエンドウ」といわれます。
また、葉先の切れ込みが矢筈に似ていることから「ヤハズエンドウ」ともいわれます。
熟した鞘は勢いよく弾けて種を方々に飛ばし、子孫を残そうとする生命力の強さを感じます。
また、マメ科植物は土中に窒素供給してくれるので、邪魔にならなければ除草せずに残しておいた方が良いそうです。
古代から人の生活のそばにいたマメのご先祖さまとして、これからもうまくお付き合いしていきたいものです。
雑草ファイル
カラスノエンドウ ヤハズエンドウ