ホトケノザ 仏の座に咲く花 仏の座

仏の座に咲く花

葉の形が、仏さまがお座りになる「蓮座」に似ているところから「仏の座」と名が付けられました。
葉が階層状につくところから三階草(サンガイグサ)の別名もあります。
春の七草の「ホトケノザ」はこの草ではなく、コオニタビラコのことです。
(苦悟り雑草ファイル⑥ オニタビラコ参照)

薄紫色で数ミリの花は、上下の唇で雄しべと雌しべを包むような形をしています。
蜜の香りに誘われたアリが下唇に乗った際には大きく開き、無駄に花粉をまき散らかさないようにするそうです。
さすが、三階建ての蓮の座におわします仏の花、次世代のいのちを大事に受け渡しているのでしょうね。

雑草ファイル

ホトケノザ 仏の座

ホトケノザ仏の座に咲く花