青梅訪問ツアー
令和3年6月11日、オンライン・イベントのスタッフとともに、中島大輔氏の林業の現場、青梅の山を訪問しました。
中島氏の案内で山に入り説明を伺い、枝打ち・間伐・下草刈りなど手入れが行き届いた山とそうでない山の違いは一目瞭然で、手間暇をかける意味がよくわかりました。
何も知らずに漠然と見ていた時の山と、山の見方が分かった後では見える風景が変わったような気がします。
人工林は畑と同じだとよく言われます。
しかし、畑で収穫される野菜と、山で収穫される木材とでは、その生育にかかる時間と手間は桁違いです。
その違いを山の現場に赴いて肌で感じることが出来ました。
何十年もの手間暇をかけた分の賃金が山に戻らないという、現在の川の流れに矛盾を感じ、何かできることはないかとゆっくりと探っていかねばと思います。
林業という仕事の価値が正当に評価されて、近くの山の木を使う動きにつなげられるように、
お寺で杉塔婆を使う際にも、もう一工夫が必要であると感じています。
お寺と100年後の未来
林業 人工林