無駄と効率
「無駄」の語源には、荷駄を積まずに馬を引いても役に立たないという説や、「空(むな)しい」からの変化という説があります。
長引くコロナ禍で外出や人との接触が制限され、通信販売やオンライン会議の利用が進んでいます。
さまざまな場面で効率化が進む現代社会ですが、コロナ禍はそれをさらに加速させている感があります。
通販を利用した際に、大きな箱に小さな商品が入って送られてくることがあります。
効率的な発送や運搬には必要な事なのでしょうが、これを効率化と言ってよいのか、無駄と言うべきなのか、それこそ空しさを覚えます。
無駄話から新しい発想が生まれたり、逆に大事な情報が漏れたりすることもあります。
ですから、それぞれの立場で無駄か否かの判断は変わってきます。
コロナ禍で生活様式が目まぐるしく変わる中、自分にとっての無駄とは何かについて、ゆっくりと考えてみませんか。
そっと後押し
無駄 効率