供養供養の意味

供養の意味

供養とは、尊敬の念をもって香華・飲食等の供物を、仏法僧の三宝やご先祖さま・故人に捧げることです。

供養にはいくつかの効用があると思います。
・故人と対話をすることで、故人を失った悲しみを受け止め、故人との心のつながりを確認していく。
・死生観を深め、自分自身を見直す機会となる。
・故人やご先祖さまとのつながりを再確認するなかで、家族・親族との絆が深まる。
・見えないものにも価値があることに気づく。
・供養は功徳を積む行為であり、他者のために善い行いをしてお互いを支え合うことを学ぶ。
　
供養する際には、花や香りや品物をお供えすることに加えて、仏さまの教え=経典を読み、理解し、日常に生かしていくことで大きな功徳が得られるのだと思います。
そして、世のために人のために善い行いをして、その功徳を故人に廻らせることを追善供養というのです。
　
先祖や故人を偲び、感謝することが供養の本来の目的です。
それが自分自身の幸せを呼び、周りの幸せにもつながります。
秋のお彼岸、皆で供養に励みましょう