生を受けたその時から
数え年は、生まれた時点の年齢を一歳とし、以後元日が来るごとに一歳を加算する年齢の数え方です。
これに対して満年齢は、生まれた時点の年齢を0歳とし、以後誕生日が来るごとに一歳を加算するものです。
数え年では、元日から誕生日までを「満年齢+二歳」、誕生日以降は「満年齢+一歳」と計算するので多少の混乱を覚えます。
しかし、元日を暦の一年の始まりであると同時に、新たに年齢を重ねる日として受け止めれば、気持ちを引き締めるよい機会にもなるのではないでしょうか。
数え年は、おギャーと泣いて生まれた瞬間をこの世に誕生した時とするのではなく、母親が身ごもったその瞬間が生を受けた時であると考えます。
それから十月十日、胎内で過ごす月日もこの世に生きている日々として数え、産声を上げたその時を一歳とします。
この世に生を受けたことに感謝し、精いっぱい生きようと決意を新たにするためにも、数え年を意識してお正月を迎えてみませんか。
数え年
元日 数え年