洗足池 灯ろう流し
7月16日(火)、洗足池ほとりの御松庵(ごしょうあん)妙福寺にて、ご先祖供養の灯ろう流しが行なわれました。
7時頃に洗足池に到着しますと、湖畔にたくさんの人!
洗足池には灯ろうを積んだボートが浮かんでいます。
やがて7時半になり、ボートから火をともした灯ろうが水面に浮かび始めました。
漂う 灯ろう
連日の猛暑がおさまり、16日の夜は涼しいくらいの気温。
少し風がありましたので、洗足池の水面はさざ波の細かい波紋ができており、灯ろうの光が水面にキラキラとして見えます。
洗足池の灯ろう流しは、川とは違って流れがありません。ボート付近でしばらくぷかぷかと集まっていた灯ろうは、そよ風に乗ってやっと動き始めます。
「流れる」というより「漂う」という言葉がしっくりきます。
灯ろうに一寸法師
灯ろう流しは、私に一寸法師のお話を思い出させます。
灯ろうに乗って、小さな一寸法師がどんぶらこ、どんぶらこ・・・一寸法師のように小さなご先祖様が乗っているような気がします。
一つ一つの灯ろうのあたたかい光に、ご先祖様の御魂を思いながらお見送りいたしました。
洗足池 灯ろう流し
洗足池 灯ろう