池上寺街区散歩(テラマチックウォーク)
9月29日(日)、大田・品川まちめぐりガイドの会主催の「池上寺街区散歩」が開催されました。
寺街区散歩と表記して「テラマチックウォーク」と読むそうです!
「テラマチック」という粋な名前に惹かれて、午前10時に東急池上駅に向かいます。
そこにはすでに参加者が数十名集まっており、いくつかの班に分かれて、ルート案内や注意事項の説明が始まっていました。
池上駅から本門寺通りを抜け、大坊本行寺へ向かいます。
総門から真っ直ぐ抜けると此経難持坂がありますが、この坂を最初にのぼるとくだびれてしまうので、迂回して池上本門寺境内を目指します。
ガイドさんと一緒に!池上散歩
本門寺通りの池上商店街から、すでにガイドさんの案内が始まりました。
さすが地元のボランティアガイドさん、「このお店の何々が美味しい」など地元ならではの豆知識も豊富です。
大坊本行寺から狩野探幽のお墓、多宝塔の説明を受けます。
池上本門寺大堂の前で、子どもたちがちょうどお会式太鼓の練習をしておりましたので、休憩しながら10月11日から13日に控えているお会式の話題も出ました。
五重塔から万両塚に向かい、万両塚と弥生住居址を見学します。
その後、妙見堂から妙見坂を下り、養源寺、六郷用水路跡を見学しました。
当日はたいへん日差しが強かったので、私たちは眩しさに手をかざして五重塔を見上げました。
私の参加した班では、ガイドさんが五人交代で丁寧な説明をしてくださいました。
約2、5キロの池上の道を歩いて
今回の寺街区散歩は約2、5キロ、午前10時から12時半という予定でしたが、少しオーバーして終了いたしました。
最後のほうは少し疲れてしまいましたが、「池上にはこんなにも見どころがたくさんあるのだなあ」と驚きました!
「寺街区」の名前にありますように、お寺の外の商店街や道路などに注目してみますと、ひょっこり昔の名残を見つけることができます。
ちょうど葛餅の老舗「相模屋」さんの前に道しるべの石が建っており、よく見ると「これよりひだりかわさきみち」とあります。
道しるべを示しながら、ガイドさんが「ここを昔は馬が通っていたんです、川崎まで続く道でね・・・」なんて説明してくださいます。
懐かしい昔情緒を残した池上の街に、いっそう愛着を感じた一日でした!
池上寺街区散歩(テラマチックウォーク)
池上 散歩