古墳女子が話題に!
先日、テレビ番組の中で「古墳にコーフン協会」の古墳めぐりの様子が放映されました。
古墳が若い女子に人気なのでしょうか。
私にとってはうれしい情報です!
同世代の女子たちが古墳や埴輪を好きということで、「やっぱりいいよね〜古墳!埴輪!」と仲間が増えた気がしています。
さて古墳めぐりがニュース等で話題になってきたのは知っておりましたが、なぜ今、特に若い女子を中心に古墳に惹かれる現象が起きているのでしょう。
そんな古墳ブームの疑問を、自分の古墳好きな理由と照らし合わせて考えていこうと思います。
古墳がかわいい?
古墳といえば、代表的な前方後円墳、円墳、方墳、帆立貝式など種類があります。
方墳(四角い古墳)であっても角はゆるやかで、円墳は丸々とかわいらしい形をしています。
全体的に丸みを持ったシルエットが、まず癒されるポイントです。
前方後円墳を見て、丸い部分を顔に、そして末広がりになった方形の部分をスカートをはいている体のように感じるのではないでしょうか。
もこもこと緑の生い茂った古墳の形そのものに、私は癒しを感じます。
頭の大きな人形が、街や山に転がっているような感じです。
古墳を初めて知った時に、私は前方後円墳の形を「鍵穴」に見立てておりました。
この鍵穴から、地中に別の世界が広がっていくのではないか、とそんな想像も膨らんだりしたものです。
しかしこのような印象を受けたのは、教科書で古墳を真上から見た場合で、実際に足を運んでみますと、古墳は小高い丘のように見え、全体の形はわからないのです。
ただこんもりと茂った小高い丘。
丸いシルエットがかわいらしく、眺めているだけで癒してくれます。
この「かわいい」というのが、ひとつの古墳に惹かれる女子が増えてきたポイントだと思います。
女子はかわいいものに癒しを感じるものです。
古墳と同時にかわいい埴輪も注目
「かわいい」といえば、埴輪も重要なポイントです。
埴輪にも人物以外に動物や家など様々な形がありますが、やはり人気なのは片手を上げ、片手を下げたポーズの通称「踊る埴輪」です。
ビックリしたように口をぽっかり開け、ひょうきんなポーズをとる埴輪は愛嬌抜群。そのかわいらしさに、私はうっかりお土産やさんで埴輪レプリカを購入してしまいました。
人物埴輪の中にも服装や装飾によって、古墳を守る役割のものや、古墳の中に埋葬された王さまのお供をする役割のものなど、細かい役割があるそうです。
馬や牛、犬やイノシシ型の埴輪もあります。
なぜか埴輪の顔は、みんなひょうきんで素朴な味わい。私の家にひょっこり居着いた埴輪も、家を守ってくれているような気がします。
古墳というお墓を守っている埴輪だからこそ、このような感覚を覚えるのかもしれません。
ただかわいらしさだけではなく、私の家で不思議な存在感を醸し出す埴輪のように、「守ってくれる」感じが人気の秘密かもしれません。個人的に「踊る埴輪」のポーズは、「ガンバレ、ガンバレ!」と自分に言ってくれているような気もするのです。
そこで、私としては埴輪に「かわいらしさ」と同時に、埴輪の姿を見て「元気」や「安心」を感じてほしいと思います。
そんな古墳・埴輪女子になりつつある私がチェックしているのは、茨城県くれふしの里「古墳公園のはに丸タワー」と「さきたま古墳公園」です!
はに丸タワーは高さが高さ17、3メートルもあるので、埴輪と一緒に写真に写るのは三脚がないと難しいかもしれません。
近々、古墳と埴輪に会いに行ってきたいと思います。
古墳女子とは!埴輪と古墳にこだわる女子の話
古墳 女子