仏事の心得② 法事の準備  法事 お供え

法事はできればご命日に行うのがよいのですが、参列者の仕事の関係などから、ご命日以前の土曜日曜に営むのが一般的です。
施主にあたる方は、日程の希望とだいたいの人数を考えたうえで、お寺に連絡をして日程を決定してください。土曜日曜は、何件もの法事が重なることがありますので、ご希望通りに行かない場合もあります。
次に、参列者に案内を出します。身内だけの少人数の際には電話でもかまいませんが、仕事関係の方や故人の友人をお招きする場合は書面のほうがよいと思います。いずれの場合も法事の後のお斎の出欠やお塔婆の供養も先方の意向を伺うとよいでしょう。お塔婆の申し込みはできるだけ早くお寺に伝えて下さい。

法事の当日は本堂のご本尊にお供えする花、お供物(菓子・水菓子・故人が生前に好まれたものがよいでしょう)、墓に供える花を持参しましょう。
仏さまに失礼のない服装で参列し、お数珠をお持ちください。(お数珠がない場合はお寺にご相談ください)
法事を終えて控室や本堂を出る際に、部屋が乱れていないか確認しましょう。
お寺に残っているご先祖さまが恥ずかしく、せつない思いをすることのないように。

仏事の心得

法事 お供え

仏事の心得② 法事の準備