池上本門寺 節分追儺式
池上本門寺の「節分追儺(ついな)式」。
毎年恒例の福男・福女(※)、芸能人やスポーツ界など著名人による豆まきが、今年も盛大に行われました。
池上本門寺には力道山のお墓があり、著名人の中にはプロレス界で活躍なさっている方や格闘家が多いのが特徴です。
毎年数万人の人で賑わうと聞いていましたが、それにしても大変な数の人が集まっています。
小耳にはさんだところによりますと、昨年よりずっと人が多かったようです。
※年齢・干支を問わず、本門寺に申込み奉納金3万円を納めると、どなたでも福男・福女として裃をつけて練行列・除厄開運祈願法要・大桟敷からの豆まきをすることができます。
練行列・節分追儺式
午後1時、和太鼓の音が池上本門寺境内に響き渡ります。
徳持会館を出発した練行列が、やがて仁王門を通って大堂に向かって歩いてくるのが見えてきました。
練行列の中には鬼の姿も! カメラを向けるとポーズをとってくれる気さくな鬼たちです。
大堂内では祈祷法要(除厄開運祈願)が厳かに行われています。
同じ頃、大堂の外では著名人が豆まきをする桟敷付近に人が集まり始めました。アナウンスでは豆まきは5分間行われるそうです。
参詣者の中には、帽子や紙袋を用意して豆まきを楽しみに待っている人の姿も見られます。
豆まきで福の御裾分け
午後3時、桟敷にお坊さんや福男・福女、著名人の姿が現れました。多くのフラッシュや歓声が起こり、鐘の音と同時に豆まきが始まりました!
豆は一粒ではなく、少量をビニールに包んだ物が撒かれます。遠目で見ていますと、桜の花びらが散るように白いものがチラチラと宙を舞っている感じで、とてもきれいです。
力自慢の著名人が多いからでしょうか、思ったよりも遠くまで豆が飛んできます。
豆まきの5分間はあっという間です。
再び鐘の音が鳴り、今年の豆まきは終了しました。
御裾分けして頂いた福豆を家で開けてみますと、真ん中に四角いキャラメルが入っていました。
福男・福女、そして多くの著名人たちが笑顔で撒く豆。それを楽しそうに受け取るたくさんの笑顔。
今日は節分追儺式で、たくさんの「福」を見つけました。
池上本門寺「節分追儺式」
池上本門寺 豆まき