第10期 開講式とガイダンス
今期で10年目の節目の年を迎える池上市民大学。
その記念すべき第10期第1回目の池上市民大学がはじまりました。
第10期池上市民大学 「開講式」
池上本門寺大堂にて法要の後、池上市民大学学長の菅野日彰貫首様よりお話いただきました。
9月に就任されたばかりの菅野貫首様は北海道出身で、初めて池上に上山された頃は、戦後の復興の真っただ中だったそうです。
その後、身延山久遠寺布教部長、唱題行を指導する「求道同願会」会長等を歴任し、2005年からは静岡県にある海長寺貫首をおつとめされました。
開講式に出席して、記念すべき10期目の池上市民大学がスタートしたと実感し、身の引き締まる思いです。
○第10期池上市民大学 ガイダンス
クラス担任の吉田尚英先生から、第10期池上市民大学のガイダンスを受けました。
池上市民大学では、皆さんで『イキイキ』と学び、『ドキドキ』しながら心を育み、『キラキラ』と共に輝く存在になれるように仏さまに祈る心を育みます。
また、池上の『歴史』『環境』『社会』『こころ』の四つのテーマを基にこの一年間学んでいきます。
10期目と言う節目の年で、池上市民大学の新しい歴史が出来るように心機一転頑張ろうと思いました。
手作り御朱印帳作り
今回も第9期同様、まずユアンハウスさんのガイドで「手作り御朱印帳」をみんなで作りました。
この御朱印帳は、池上市民大学オリジナル仕様で、出席簿代わりになるものです。
色とりどりの生地から好きな生地を選び、これから1年間大事に使う御朱印帳を皆さんと一緒に丁寧に作りました。
これから1年間お世話になる御朱印帳。
この1年間、御朱印帳が埋まると共に、たくさんの思い出が詰まった本当の『オリジナル』御朱印帳が出来上がると思うと、楽しみになりました!
本日の霊宝殿
池上市民大学では、学芸員さんの案内で毎月展示替えをする霊宝殿を拝観します。
今回案内してくれたのは、学芸員の安藤昌就先生です。
本日の霊宝殿は、日蓮聖人のご真筆や日蓮聖人にまつわる展示です。
日蓮聖人のご真筆について、『時代によって書風が変わってくる』事から、『このご真筆が何年ごろに書かれたものなのかがわかる』と、安藤先生が詳しく教えてくれました。
また、展示されたもので興味深かったのが、『御遺物配分帳』と、『身延山守番帳』です。
『御遺物配分帳』は、日蓮聖人の形見を誰に分けたかを記したもので、『身延山守番帳』は、身延山のお墓を誰が守るかを最初に取り決めをしたものを記したものです。
霊宝殿では、このような様々な時代背景がわかる大変興味深い展示物や、歴史的価値の高いご真筆等が展示されます。
皆さんも是非拝観されてみてはいかがでしょうか?
詳細は池上本門寺HP「霊宝殿」のページをご覧ください→http://honmonji.jp/05topic/06info/reihoden/reihoden.html
第10期第1回 池上市民大学体験記
池上 市民大学