8期 第12回 池上市民大学体験記「閉講式」 「自分がガイドとして人に伝えたいポイント」 池上 市民大学

「自分がガイドとして人に伝えたいポイント」

全12回、一年間にわたって行なわれた第8期池上市民大学
2014年9月27日(土)、第8期池上市民大学最終講座が開かれました。10月からは第9期市民大学が開講します。

○自分がガイドとして人に伝えたいポイント
一時限目は、環境省環境カウンセラーの小野紀之先生のご指導のもと、「自分がガイドとして人に伝えたいポイント」について考えました。5つのグループに分かれて、代表者が意見をまとめて発表をします。

1、「こころ」
日蓮宗の心を理解してから、池上本門寺について語ることによろこびを感じ始めた。

2、「環境、自然」
セミやコオロギなど、身近な生き物の話題からガイドをしていきたい。

3、「建造物」
新しい建造物と、古い建造物で分けてガイドをしてみたら良いかもしれない。多宝塔と五重塔の位置が離れているので、どちらか一方のガイドになってしまうのが残念。
東寺の五重塔と池上本門寺の五重塔の比較の話もしたい。

4、「周辺について」
蓮の花が咲いている季節には、蓮華をテーマにガイドしたい。
大名家のお墓など、家紋などお墓の特徴をポイントに伝えたい。

5、「いろいろ」
縁結びに着目してガイドをしていきたい。
「縁」というと、婚活や同窓会、家族など様々な縁がある。出会いを広げる場として、お寺を活用したい。

今までの講義の内容から、普段考えていることなど、市民大学生たちは打ち解けた様子で盛り上がっていました。
池上本門寺という場所で、新しいご縁を得た仲間たちです。今回で第8期が終わってしまうのが名残惜しく感じられます。


8期 第12回 池上市民大学体験記「閉講式」 「自分がガイドとして人に伝えたいポイント」 池上 市民大学

第8期池上市民大学「閉講式」

本殿へ移動し、おつとめをしました。
池上市民大学副学長、池上本門寺野坂法雄執事長より、池上市民大学受講生たちに修了証が授与されました。

野坂執事長からは、歴史の深い池上本門寺のすべてに精通することは大変なので、得意な分野を開拓し、目の前の時代の変化に適応しながら活躍していってほしい、と励ましのお言葉を頂きました。



8期 第12回 池上市民大学体験記「閉講式」 「自分がガイドとして人に伝えたいポイント」 池上 市民大学

今月の霊宝殿

今月の霊宝殿は、学芸員の本間岳人さんのご案内で拝観しました。
特別陳列「比企谷妙本寺の板曼荼羅本尊」を中心に、「前机」(桃山時代、天正十三年)、「青磁大花瓶」(十四世紀)などが展示されています。
上品で独特な雰囲気を持つ「青磁大花瓶」など、当時のお寺の様子を思い浮かべながら拝観しました。

霊宝殿についてはこちらから→http://honmonji.jp/05topic/06info/reihoden/reihoden.html

○第8期池上市民大学を終えて
一年間、毎月顔を合わせる仲間たちとも、だんだんと距離が縮まってきました。境内で会って挨拶することも増え、受講生たちはすっかり顔なじみです。
池上市民大学を受講して、「もっと知りたい、学びたい」という気持ちがますます刺激されたようです。
仲間と一緒に学ぶ楽しさもありました!
池上市民大学で学んだことを活かし、知る楽しさ、伝える楽しさを大切にしていきたいです。

第9期池上市民大学は現在募集中です。詳細はこちらからご覧ください。→http://honmonji.jp/05topic/06info/daigaku/shimindaigaku_01.html





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