第9期 第1回 池上市民大学体験記「開講式」 第9期池上市民大学 「開講式」 池上市民大学 開講式

第9期池上市民大学 「開講式」

2014年10月25日(土)、第9期池上市民大学開講式が行なわれました。
池上市民大学の受講生は、お住まいの地域も年齢も、参加する想いも様々。今日初めて集まった仲間たちと、これから一年間一緒に学んでいきます。

○第9期池上市民大学 「開講式
池上本門寺大堂にて法要の後、池上市民大学学長の酒井日慈山主様より法話を頂戴しました。「心の問題について語り合い、心を育んでいってほしい」など、心の大切さについてのお話がありました。

○第9期池上市民大学 ガイダンス
クラス担任の吉田尚英先生から、第9期池上市民大学のガイダンスを受けました。
「これから始まる」という新しい雰囲気に緊張しながら説明を聞いていたのですが、第一回目の講義「ワークショップ御朱印帳作り」の説明で少し緊張がほぐれました。

今回の「手作り御朱印帳」は、池上市民大学オリジナル仕様で、出席簿代わりになるそうです。
池上市民大学の先生が出席を確認しながら、講義を受けた証として「宝塔偈(ほうとうげ)」を二句ずつ書きます。『妙法蓮華経』「見宝塔品(けんほうとうほん)第十一」の偈文「宝塔偈」は二十四句あるので、全十二回の講義の時に御朱印帳を提出すると、完成するというものです。

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ワークショップ「御朱印帳作り」

YuanHouse (ユアンハウス)さんのご指導のもと、ワークショップ「御朱印帳作り」に挑戦しました。
各テーブルごとに仲間たちと雑談を交えつつ、楽しいワークショップになりました。
材料は厚紙や布、ボンドなど身近なものです。ゆっくり手順を一つずつ進み、わからない人は周囲の仲間にきいたりして、全員が一時間ほどで「手作り御朱印帳」を完成させました。
御朱印帳の表紙の布は、YuanHouse さんが用意した中からそれぞれ好みで選びました。
並べてみるとカラフルです!

池上市民大学4つのテーマ「歴史・環境・社会・こころ」
休憩を挟んで、環境カウンセラー小野紀之先生から、池上市民大学の4つの学びテーマ「歴史・環境・社会・こころ」についてお話がありました。
きれいな御朱印帳を買うこともできますが、お金では買えないものもたくさんあります。「こころ」もそのひとつです。
今は手作り御朱印帳を「失敗したなあ」「きれいなものを買い直したいなあ」と思っても、使っているうちに愛着がわいてきます。一年が終わって御朱印帳を見返した時に、毎回の想いを肌で感じられるようになり、振り返ることができます。それぞれの想いを感じられるのが、手作りの良さです。
池上市民大学では、今回のワークショップのように一緒に携わっていきながら体験し、学ぶことができます。ぜひ自分たちの「手作り御朱印帳」に愛着を持ってほしい、というお話でした。

小野先生のお話を聞いて、自分で作った御朱印帳も「布がよれているけれど、そこが味になって良いかもしれない」と思い始めました。日記のように自分で書くのではなく、先生たちに書いてもらうのも新鮮に感じます。
今は空白部分が多い御朱印帳ですが、一年後には、たくさんの思い出が詰まった、大切な御朱印帳になると思います。

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今月の霊宝殿

池上市民大学では、学芸員さんの案内で毎月展示替えをする霊宝殿を拝観します。
今回案内してくれたのは、学芸員の安藤昌就さんです。
ご霊宝の見どころや、学芸員さんのお仕事の中での苦労話など、いつも興味深いエピソードを交えながら解説をしてくれます。時にはひとつの文字に注目し、文字に込められた意味について考えたり、日蓮聖人の御真蹟の筆跡から当時のお姿に思いを馳せることもあります。

今月の霊宝殿は特別展「両山第十八世圓是院日耀聖人」を拝観しました。
期間は2014年10月24日から11月24日の金・土・日・祝日です。

詳細は池上本門寺HP「霊宝殿」のページをご覧ください→http://honmonji.jp/05topic/06info/reihoden/reihoden.html


第9期 第1回 池上市民大学体験記「開講式」

池上市民大学 開講式

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